「20歳、父と初めて「飲む」ことをした。」 親と子

 拝啓、もうすぐ一年が終わりますね。あまり一年という区切りを意識できないあたりにも自分の無能さをヒシヒシと感じます・・・寒くて辛い。手荒れも辛い。でも大別すれば頗る元気です。こんばんは。
先日、父とお酒を飲みに行く機会がありました。その時のことを何となく振りかえり、つらつらと思うことを例に洩れず推敲せずに書き連ねてみようかなと思います。

 互いの実家以外の場所で、父が他人から見ても明らかに酔っぱらうなんてことは今までなかったのだけど、二十歳という、予想より随分と早いタイミングでそういった機会を持てたことは嬉しかった。家族の前でも外でも格好つけな父が、酔っぱらいながらも頑張る姿は面白かったな〜。

 まあイイ感じに飲み食いしたあたりで、父が普段からずっと気にしていたぼくの恋愛や、女性観の話をし始めた。

 如何せん本当にその辺の話には興味の割合が小さくて、今までもあまり込み入った話はないと言っていたので、その時もいつものように、0じゃないけど特に目立って浮いた話はない旨を伝えた。
 
 そしたらその日の父は、初めて母との話をしてくれた。「たくさんいる男女の中で、たまたまずっと一緒だっただけ。」と。何というか、数年前から自分が思っていたとおりだった。「別に不倫があっても離婚があってもいいと思う。可能性の一つ。うちの家族には無かっただけ。」これも全く同じように、おぼろげな頃も含めたら高校生の頃から考えていたことだった。一度もそんな話をしたことなどなかったけれど、同じことを考えていて、自分はしっかりこの人の子なんだなあと思った。

 書いてて早くももっとたくさんあ話したのにちょっと忘れそうになってるな。。ブログつけはじめてよかった。

 
 ぼくにとっての祖父母だけど、父にとっての両親ってどういう人たち?って聞いたら、「○○(母)でもなくお前でもなくて、出来の悪い一番大切な人。」って言ってた。ぼくはそれが大層嬉しくて、少し泣きそうになった。